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g-shock電池交換_時計メーカーの修理体制の変化

修理が戻ってきて、修理作業書などを見ると、例えば「ムーブ交換」としか書いていない場合があります。簡単すぎて、質問しても店員さんはわからない顔をする事があると思います。

腕時計では大きく分けて、クォーツ時計と言われる、水晶発振で動く時計(G-SHOCKはクォーツ式)と、ゼンマイで動く機械式時計に分かれると思います。
ここでは、クォーツ時計の話ですが、各メーカーでは修理方法が、モジュール交換、ムーブメント交換、あるいは本体交換(これはその機種は本体交換に決めている場合)です。

大体は1.電源部(電池) 2.水晶発信器 3.回路基板 4.機械ブロックなどに分かれています。

ひと昔前ですと、各ブロックを細かく修理してきましたが、最近では”基板”か”ムーブメント”のどちらかの交換が多いと思います。時代の変化というか、はじめから組みあがっているブロックをたくさん作っておけば、少ない人数で、素早く修理が可能です。しかしなぜムーブを交換したかを一言付け加える事が、もっとお客様を安心・納得させる事になると思います。

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この記事を書いた人

メーカー退職後、G-SHOCK修理専門店の店長

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