月別アーカイブ: 2005年3月

ドル小切手の有効期間は6ヶ月間でした

アフィリエイトに参画していましたが、突然、ドル小切手が送られてきました。でもそれは去年、送られてきたもので、ずっと忘れていたのです。換金をしなくてはと思い、いろいろ調べましたところ。都内では近くても新宿の「シティバンク」だと分かり、早速行ってみました。当行のインフォメーションカウンターで尋ねました。「こちらは、お客様の口座に振り込みになります」との事。そこまでは良かったのですが、「お客様、こちら、半年以上経過していますので再発行が必要です」と言われてしまいました。ところがこの銀行のインフォメーション嬢は不親切でした。3週間後再発行の小切手をもって新宿までいきました。また同じ答え「口座に入金になりますので、こちらにお名前、口座番号を書いてください」 ところが良く見るとそれは当行の専用入金伝票(>_
「私はこの銀行に口座はありませんと言うと、不可能だと言う。
最初に「当行に口座がありますか?」と聞くべきでしょう。このインフォメーション嬢さん!
ちなみに、小切手はgoogle adsenseでした。

フィールドサービス、道北地区担当時代・・20歳代後半、昭和45年頃

2月北海道オホーツク沿岸を計算機の点検で巡回していたときの事です。1件のユーザー先から外に出ると、もう外は真っ暗。旅館を探そうと思い国道を行ったりきたり、なかなか見つかりません。ドライブインが1軒あるだけで、人影もなく、心細さと不安がこみ上げてきます。さっきのドライブインの看板には、「宿泊も可能です」と書いてあったを思い出し、いやいやながら遂に戸をたたきました。女主人がいて、寝室に案内されてびっくり。広い部屋に汚いベッドがあるだけ。なんでも昔、お子さんが使っていたとか。次にお風呂を案内されましたが、またびっくり。湯船のお湯が茶色に濁って、まるで”ミルクコーヒー”のようだったからです。足だけ洗って湯船には入らずベッドに入りました。自分は今夜眠れるのか・・「あっそうだ!」と飛び起きて女主人に明日の”朝食”をキャンセルしました。このままでは何を食べさせられるのか恐ろしかったからです。その晩はやはりぐっすりとは眠れず。朝6時にドライブインを飛び出しました。お腹がすいてたまりません。今のようにコンビニなんかありません。ふと、家々の間から海岸が見えました。流氷が見えるではありませんか。すぐに車から降りて波打ち際まで行きました。生まれて初めて見る”流氷”です。波の音は一切しません。静まり返っているのです。足元から水平線のかなたまで、全部ギザギザした氷が折り重なっているのです。その圧巻に私はただ呆然とするだけでした。「言葉を失う」とはこういう事なんだと思いました。昨夜の事はすっかりリセットされていました、感動に後ろ髪を引かれるおもいで帰途へつきました。

吹雪で大型トラック遭難、仰向けで転倒しかもそれは道路の反対側に落ちる

やはり、30年以上前のお話

3月のある日、北海道は珍しい冬の嵐になった。猛烈な吹雪のため
多くのトラック・大型トレーラーは道路の脇に転落し、あまり見たこと
の無い、お腹を空に向けていました。
その光景を目にしたのは、札幌を出て旭川に一泊し、稚内に向けて
出発した早朝だったと記憶している。昨夜から夜中にかけて転落
事故に遭ったトラック・大型トレーラー達だろう。名寄市を過ぎた頃から
目的地まで、6、7台の横転したトラックを見たが、あまりの多さに恐怖心
が襲ってきた事は言うまでもありません。
私は、何台かの仰向けになったトラックの様子を見に道路わきに止めて
みたが不思議な事に、車両が大破している様子は見られないのです。
雪がショックを緩和してくれたのでしょうか?
私は、1台だけ本当にどうなっているかを見たくて車を止めて国道した
の仰向けになった大型トレーラーを見下ろしました。
するとある事に気づきました。とても信じられない事ですが、道路下に
落ちたトレーラーは全て100%進行方向にに向かって反対側の道路下
に落ちていたという事です。しかも運転席は進行方向に向いています。
私は、現場を離れて車中で「なぜ?」と考えながら目的地に向かって
走り続けました。

後にわかった事ですが、ドライバーの心理として、視界ゼロmになると、
左側走行でも、左の道路下に落ちないようにどちらかというと道路の
真ん中近くを走り出して、そのうちにゆるい左カーブに気が付いても
急ハンドルで戻す事は困難なため、右に極端に寄りすぎて、しかも、
エンジンブレーキをかけながらもゆっくりと右道路下に落ちて行くのだ
そうです。

ワイパーを使わずに吹雪の北海道を突っ走る

入社後に迎えた初めての冬、私はすでに普通免許を取得していたので、会社ではすぐに道内を車で出張に出るようになりました。
真冬の2月、ある先輩とたまたま同行する事になったのです。帰り道だったと記憶しています。夜になり大雪が降ってきました。
私は、当然ながら車のヒーターをウィンドウの方へ切り替え、更にワイパーを作動させました。最初は良かったのですが、次第にワイパーに氷がくっついて、左右に動くだけで、視界がよく見えなくなってきました。
すると先輩は予想していたみたいで、「俺たちは、こんな走り方はしないんだよ」と言いました。車を止めてといわれ、「さあ準備するぞ」と、まずエンジンを切り、外に出ました。ひどい吹雪です。どうなるんだろうと思いました。
先輩はまず、凍りで太くなってしまったワイパーをきれいにしました。次にフロントガラスに付着している氷のかけらをすべて取り除きました。「そろそろ冷えたかな?」。えっ何がですか?先輩はエンジンが止まってフロントガラが、外気温と同じになるまで待っていたのです。次は車内に入り、ジャンパーは着ているようにと、それからタオルを細長くたたんで”温風”の出る穴をふさぎました。次はヒーターの温度を出来るだけ下げるというのです。だからジャンパーを着よと言ったんだと分かりました。
温風は更にガラス側ではなく、足元へ当たるように切り換えました。「よし、言ってみよう」と掛け声が、でも準備中にフロントガラスに雪がいっぱい積もりスタートできません。「いいからスタートだ」とまるで目隠し運転でスタート、と、突然ガラスの雪がフワーッと左右にカーテンが開くように飛び散っていきました。
凄い、吹雪に勝ってるな!と今度は運転にこの裏技を使っての真冬の走行が楽しく思えました。