東京は「空梅雨」と言いますが逆に連日の暑さに早くも滅入ってしま
いますね。
G-SHOCKの作業室も温度と湿度が急上昇!エアコンが真夏みたいに
FULL稼動してます。でもちょっとニオイが気になるんです。カビです。
そう思うといても経っても何とかしたくなるこの気質、すぐに家電量
販に出向き、スプレー式「エアコン洗浄剤」なるものを求めましたが
なんと、もう扱っていないとのこと。なぜ?別の店でも置いてません。
そこで友人で調布市のKAT電気に問合せ。
すると、「ああ、もう売ってませんね。あれ機械に良くないんですよ」
と言う。
いまさら何を言うか!とは思いましたが、なら自分で洗浄してやるぞ
と決め、準備を始めました。
まず、洗浄剤に何を選ぶかですが、金属にダメージを与えない家庭用
スプレー洗剤にしました。
次に、よくKAT電気が言っていた事を思い出して、水を大量に用意、こ
れは後で洗浄剤を出来るだけ洗い流すためです。
水も空になった家庭用スプレー洗剤の容器を使用します。
まず、コンセントを抜いておきます。→大事
次に、大型のごみ収集ポリ袋をタテに切り裂いてエアコンの幅よりも
大きいものを作りました。これをエアコンの周りにセロテープで囲み
ます。周囲に洗浄液や水の飛散を防ぐためです。更に小型ポリ袋等で
電子回路周りを包み、やはりセロテープで固定しておきます。
前後しますが、エアコンの前面カバーをはずして、エアーフィルター
を外します。(最近はフィルタークリーニングは自動式ですが)
フィルターは、別に家庭用洗剤で洗います。
エアコンは「フィン」がむき出し状態にしておきます。
いよいよ洗浄です。「フィン」に向かって平均にスプレーしていきます。
決してコンプレッサーのようには行きませんが、疲れる腕を休めながら
我慢の作業です。
終わって10分くらい放置しました。
続いて、水の噴射でスプレー洗剤を洗い流します。これは、洗浄のとき
よりも念入りに行います。洗浄剤や水はパイプを通って外へ流れ出て行
きます。
一番大事なのはこれからです。充分な乾燥をする事です。
KAT電気によると、3時間の乾燥が必要という事です。それも必ず「送風」
モードで行います。
わたしは、ここで少しでも時間短縮になればと思ってエアーダスター
(ノンフロン)で「フィン」に向かって水分を吹き飛ばしました。
3時間後、いよいよ「冷房モード」で運転!成功しました。臭いは送風モ
ードにて若干感じますが、充分な結果でした。
尚、今回のエアコンは5年以上経過していて、自分では壊れてもいいと
思って行いました。
エアコンがこんなシロウトのやり方で良いかは不明です。ほんの参考
にと思っております。