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DW-6900電池交換で ELバックライトが点灯しない。

古い機種では生産が’95年~’97年製ですので、いろいろ不具合が出ますね。

ライトが点灯しない。

DW-6900でELバックライトが点灯しない原因の多くはモジュールにあるコイルトランスの”断線”です。

以前はコイルトランスの交換をしていましたが、現在は修理方法はありません。

残念ながら、カシオテクノではパーツの販売はしなくなり、
当店でも修理不可能になります。


唯一、ヤフオクなどで多く出品されている、DW-6900で同じモジュールの機種を
落札して、当店などに修理依頼する方法があります。


el_backlight_coil.jpg
G-SHOCKのFLバックライト駆動にはコイルトランスがよく
使われていました。
ELが点灯しない原因がこれ!

6900_qw1441_coil_cut-it.jpg


チップコイル内部からのリード線が端子の付け根部で断線しています。
☆顕微鏡画像です。


6900_qw1441_coil_cut-it2.jpg


なぜ断線かと考えました。
頭でっかちのコイルが日々振動を受け、経年で断線したと
考えられます。



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この記事を書いた人

メーカー退職後、G-SHOCK修理専門店の店長

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